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50s “PALI HAWAIIAN STYLE” HAND PRINT HAWAIIAN SHIRTS
アロハシャツの歴史を語るうえで、欠かせないキーワードとして「日本製の生地」がございます。
その生産に直接携わり、ハワイとアメリカ本土への流通ルートを確立した人物、イサム・タカブキ。
彼は二重国籍を持つことを利用してハワイと日本を行き来し、戦後すぐ京都で古い学校の校舎を買い取り、改修して生地のプリント工場を設立した。
ハワイには商社であるヴィクトリー・インポートを、大阪にその子会社、太平洋貿易を立ち上げて、プリントした生地を日本からハワイへ輸出。
タカブキの娘を妻にもつクラレンス・ハラはカリフォルニアで政府の仕事をしていたが、タカブキに「シャツを売ったらどうか」と勧められ、彼が送ってくれたものを時間が空いたときに売り歩くようなりました。
これがPALI HAWAIIAN SHIRTSのルーツになります。
今回ご紹介するシャツも1950年代に日本でハンドプリントされた生地をハワイでシャツに仕立てられたものです。
レーヨンボディーに大降りのやしの木やウクレレとトラデショナルなハワイの柄がプリントされています。ボタンもココナッツの削りだしのボタンが使われディテールとしても完璧なオールドハワイアンだと思います。
コンディションは、画像で確認いただける右袖の小さな穴、前身頃の汚れがございます。
古いアロハでコンディションの良い物をお探しの方にお勧めいたします。
■LATE: 1950s
■SIZE: /肩幅45cm/身幅58cm/着丈72cm/袖丈23cm/
ぜひご覧下さい。
