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1930s U.S.R.CO RAINFOIL DRIVING COAT
推定30年代頃と思われるアメリカ製ドライビングコートのご紹介です。
当時モータリゼーション初期の頃人々はカーコートと言われるレザー製の物やこのようなドライビングコートなどを着用して
車を運転していたと思われます。
カーコートやドライビングコートなどに詳しい定義はございませんが当時この様なコートを総称してそのような呼称で呼ばれるようになりました。
一見軍物の様な色目ではございますがこのようなシングルの物でコントラクト等もございませんので、スタイル的にも軍物ではないと思います。
今回ご紹介するコートは詳しい年代は不明ですが縫製やディテールなど考察しておよそ30年代若しくはもう少し古い時代のシングルのコートになります。
ブランドのUSR.COと言う名前はあまり聞いたことがございませんが頭のUSはUNITED STATESだと思われその様な頭文字の付くブランドは1900年代初頭によく見られますので恐らくそれ位に創設されていたブランドだと思われます。
コート自体のディテールはWW1辺りに使われていたシャリ感のあるウール地で恐らくリネン混素材になると思われます。
縫製はピッチが細かく要所は二本針で制作されています。
前立てはトップまでしっかりボタン留め出来ますが、ラペルを作れる様になるようにステッチが入れられており襟元はフレキシブルに制作されている当時らしいディテールかと思います。
襟裏には補強のウール素材が不均一にステッチされて取り付けられています。
ボタンは大口径のベークライトボタンが使われています。
肩口の裏地やフラップ裏とポケット内部はシャモアクロスが使われており肩口の方は水の浸透性を考慮され2枚重ねになっています。
尚生地の断ち切りもほつれ防止にシャモアをテープ素材として使用してあります。
後ろ身センターベンツはボタン掛け出来ます。
コンデションは使用感があり前身頃ボタン周辺にペンキ汚れがございますので画像でご確認ください
第二ボタンも当時のオリジナルではないものに付け替えられています。
その他特筆するダメージはございません。
独特の生地感でサイズも比較的小さい、かなり古いコートになります。
当時らしい身幅や腕幅も比較的に細い作りになり、シングルブレストですので普段使いのコートとしても雰囲気良く着用して頂けると思います。
これほど古いコートをご紹介する機会は当店では中々ございませんのでコートがお好きな方は是非ご検討してください。
INFORMATION アイテム情報
DATE: ABOUT 1930s
MATERIAL: FADE BEIGE
SIZE/CM: 表記: 不明
実寸: 肩幅41cm/身幅53cm/着丈106cm/袖丈61cm
CONDITION: 全体的に経年した雰囲気のある一枚です。
使用感があり前身頃ボタン周辺にペンキ汚れがございます。
また襟に小さな裂けがございます。画像でご確認ください。
第二ボタンも当時のオリジナルではないものに付け替えられています。
STAFF: 男性スタッフ: 169cm.61kg
COORDINATE: –
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